ちょいと用事がてら「関西四国の美味しいものを食べたい！！」と思い、関西四国のぐるっと弾丸グルメ旅してきました。前編は大阪の焼き肉、姫路のたまごかけごはん、しまなみ海道のジェラート、愛媛松山の鯛飯まで。
車で2000キロほど走る必要が出てきまして、せっかくならどこかへ行きたいなぁと。
まだ未開の東北か？岩手青森秋田を回ってこようか。いやでも寒いな、寒いの嫌だなぁ。ならば北陸の加賀料理の石川か？でも移動速度低くて走行距離稼げなさそうだなぁ。。。 ならばやはり、関西四国の料理が好きなのでそこへ行くしかない！会いたい友人も居るし丁度よい！ということで関西四国ぐるっと食い倒れ旅に出ることになったのでした。
初日夜：牛肉の本場は大阪！通な食べ方がたまらない
初日は昼過ぎに東京を出発し、新東名を飛ばし大阪まで。 新東名ができた事で慢性的な東名の渋滞も多少緩和されたと思います。しかし平日は結局溢れるトラックが2車線ともに溢れ、乗用車の移動効率はあまり変わってない気がしますね、、、ちょっと切ない。
そんなこんなで大阪に20時着。地元の友人にお願いして焼き肉へ連れて行ったもらったのでした。お店は河内永和の市街地に有る「富久園」。通好みの店構えですが、気さくで楽しいママとこれまた通な肉が味わえるお店。
ここ名物のニンニクぶっ刺し肉（今日はヒレ）から始まり、カルビに厚切り牛タンといきなりハイレベルなスタート。そこから今回最も良かった二品。
脂ハツにミノサンド。
今までハツもミノも油落とした状態でしか食べたこと無くて、脂＋タレで頂くのは恥ずかしながら初めて。それぞれ脂の香ばしい香りとサクサクコリコリな食感がたまらない！！ いや通ですね。肉の食べ方はまだまだ奥深い。ごちそうさまでした！
二日目昼：姫路城のふもとで卵かけご飯天国
二日目は姫路でお昼ご飯を頂きます。数年前に大改修を終えた白鷺城は本当に美しく光り輝くよう。文句なく日本で最も美しい城と言えるでしょう。敷地内の諸々の建造もよく残っていて、美しさだけでなく要塞としての機能もトップクラスであったことが伺えます。 前は天守閣まで上がったのですが、今回は時間無く外から眺めるだけで終了。
お昼ご飯は姫路城門前の「たまごや」にて。ここは店名の通り姫路の養鶏場で育てた 「夢そだち」という卵を使用した「玉かけめし」のお店。なんとなんと、ご飯も卵もおかわり自由！！
炊きたてのご飯に鰹節が乗せられ、醤油をかければ香りが立ち上り、そこに甘くコクのある濃厚な卵を落としたらそれはもう、、、天国のような卵かけご飯の味わい。
卵だけでなく米も味噌も地元のもの。ご飯は少しのお替りに卵6個も頂いたのでした笑。この店ではサブ扱いの穴子白焼きですが、これも非常に美味しく良かったです。
2日目おやつ：しまなみ海道の「ドルチェ 本店」
さぁ姫路から岡山広島を回り、しまなみ海道から四国を目指します。しまなみ海道は瀬戸内らしい穏やかな海に、遠くまで島々が広がる絶景が広がります。サイクリングで有名なしまなみ海道ですが、車で走ってもこれまた爽快な景色を味わえます。
さて、ここではおやつに名物の「ドルチェ」本店のジェラートを頂きます。
海が眼の前の絶好のロケーションに、瀬戸内でとれる様々な柑橘類のジェラートが楽しめます。今回は瀬戸田のレモンとはるか、そして抹茶の三種盛りを頂きました。
ほろ苦い抹茶、甘みのはるか、酸っぱく爽やかなレモンの三重奏が素晴らしかったです。
二日目夜：愛媛松山の鯛めし二種類食べ比べ「五志喜」
しまなみ海道から愛媛県に入り、本日宿泊の松山まで。ここは日本最古と言われる道後温泉が有名で特にその中でも道後温泉の本館はかならず訪れたい場所。温泉街の歴史に想いを馳せつつ良いお湯を頂けます。
松山といえば絶対に外せないのが鯛めし。しかし実は一口に鯛めしと言ってもざっくりと2種類あるのです。その2種類とも頂ける老舗のお店があるということで張り切って訪れてみました。その名も「郷土料理 五志喜」
まず頂いたのは、炊き込みご飯風の「北条鯛めし」。
鯛に昆布に鰹の出汁で炊いたご飯の上に、厚切りの鯛の身がのっています。
出汁がよく染みて味わい深いご飯にフワフワの鯛を併せて食べたらそれはもう極上の味。付け合せの五色そうめんのお出汁がこれまた美味しい。
次は漁師風の宇和島鯛めし。
こちらは刺し身の鯛を山葵や青じそ、ネギなどとともにつゆダレにくぐらせて頂きます。生鯛のネットリした旨さと甘さがシンプルに無茶苦茶美味しいです。新鮮な鯛が有るならば個人的にはこちらの方が好みですねー。
両方食べたくて御膳を2つお願いしてしまったのですが、後でメニュー表の中でそれぞれの単品の存在を発見するという失態。お腹いっぱい過ぎて後で苦しくなったのは言うまでもありません。。。
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