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執筆者の写真マレ - Maray -

Review: Mammut Xeron IN Hooded Jacket AF


750フィルパワー高級ダウン使用でふんわり。左サイドポケットのオレンジアクセントがお洒落。

フリマアプリって凄いですね、、、2019秋冬シーズンの新古品が70%オフで出回るとは。

定価43,000円はとても買えませんが13,000円なら即買い!ユニクロ以上のコスパ。

モノも非常に良くて、気軽に使えつつ抜群に暖かい最高のダウンジャケットです。


今回購入したのはMammut Xeron IN Hooded Jacket AF MenのXSサイズ。

本格仕様は来シーズンになりますが少し使用した所でのレビューをば。


その前にちょっと自分のマムートへの拘りをご紹介。



そもそもMammutって?:本気の山ブランド

アルプス山脈を擁するスイスのガチ山系ブランドMammut。マンモスぱおーんが可愛いく女子人気も高いそうな。我が子にも「ぞーさん!!」と気に入られております。最近ロゴがリニューアルされてモダンな雰囲気になっています。

マンモスぱおーん

元々はクライミングロープの製造販売がブランドの始まりでしたが、その後に登山靴のライケルの買収も含めてカバー範囲を広げ、今では世界最高峰のガチ系総合アルパインブランドの一つになっています。


トップラインのEiger Extreamシリーズは見るからに高性能でアルプスの過酷な環境に最高なのでしょうがとにかく高価な価格設定です。



Mammutを好きな理由:トップブランド、最高のフィット

私は軽めの登山、ファストハイクは好きでたまにやりますが、マムートの本来の領域:アルパインまではやりません。始めたいけど子供小さい内は色々と無理でして。。。

ならばこのハイブランドの必要は全く無いのですが、いくつか理由が有りまして。


  1. 日常のハイアウトプット生活のためにアウトドア服を使いたい

  2. ヨーロピアンデザインが群を抜いておしゃれ

  3. ハイエンドなブランドならではの魅力

  4. アルピニスト向けの超タイトフィットのヨーロピアンフィットが最高に合う

といったところ。


1.日常のハイアウトプット生活のためにアウトドア服を使いたい

今はなかなか山へ行けないので本来の活躍の場ではなかなか使えませんが、日々の日本各地や世界を飛び回る出張生活や慌ただしい子育て、そして隙間時間にトレーニングを捩じ込み1日24時間を最大限にに動き回りたい身としては、


「種々のストレスを極限まで小さくし、各種活動を最大化する」


これが何よりも重要なのです。ハイパフォーマンスなアウトドア服は、

①軽い ②動きやすい ③がんがん洗えて耐久性も高い ④機能性も高い(暖かい/涼しい)

が揃っている訳ですから、普段使いにすることで日常のストレス=疲労蓄積をかなり減らせます。


2.ヨーロピアンデザインが群を抜いておしゃれ

山ウェアは”山!”になりがちですが、マムートのはMountaineeringのラインでもどこかシックでお洒落。カラフル色のはともかく、落ち着いた色のならば普段使いにしてもあまり違和感が有りません。


トップラインのEiger Extreamはさすがに安全面から目立たせる配色で派手ですが、それ以下のラインはカラフルめのデザインとシックなデザインと双方用意が有るのが嬉しい。


自分のように「たまのファストハイクにも使うけど、日常のハイアウトプット生活がメイン」の身にはとても嬉しいのです。仕事にも使えるしね!!


3.ハイエンドなブランドならではの魅力

これはもう自明ですよね。とくにその内アルパインを始めたい身としては、「自分の選んでいるこのブランドはその世界まで繋がっている」というのは非常に嬉しい訳です。

その真骨頂に今は触れられない身にも夢を見させてくれるのは大事。


4.アルピニスト向けの超タイトフィットのヨーロピアンフィットが最高に合う

"自分に最高に合う"フィットの服、着れてますか?

これ、実はかなり難しいと思うのです。


馴染みの仕立て屋さんで毎回オーダーメイドをできる富裕層の方はともかくとして、既製服を買うしか現実的に出来ない人にはこの「自分の身体にフィットしている」事はファッションの始めの一歩みたいなもの。


自分にとってはマムートのヨーロピアンフィットの、特にAthletic FitのSサイズがシンデレラフィットなのです。文字通りピッタリ。


私は持久系アスリートにありがちな、細身ですが肩幅はそこそこ有り、お尻筋肉もそこそこ付いている。そんな訳で通常の日本やアジアンフィットだと肩幅はMくらい。袖丈はMからL。しかし腹や胴回りはSでも余る。そもそも普通に胸張ってると前胸はキツくて背中側はダラン。どれだけ普通の日本人は猫背メタボなんだ。。。ボトムスならウェストに合わせるとSだがお尻や太ももはパツパツ、、、と自分に合うフィットが本当に無い。


しかしマムートのヨーロピアンフィットは、

 ・元々がメリハリの効いている欧州人体格向け

 ・鍛えられたアルピニストの、無駄な重い筋肉も無く細身で贅肉の無い人向け

であるため、自分にピッタリ合うのです。他のブランドだとちょっと余る部分が有るのだけど、マムートだけは本当にベストフィット。これだけでも選ぶ理由になるわけです。174cm57kgくらい贅肉はほぼ無しで、ヨーロッパS、アジアMがジャストフィットです。


マムートでもアジアンフィットはやや日本のフィットに近づきますが、それでも他と比べれば断トツで細身仕様。



ようやくレビュー:Mammut Xeron IN Hooded Jacket AF

前置きがかなり長くなりましたが、さて商品はいかに。

一言で表すと、軽量コンパクトで機能豊富でパッカブルな最高なダウンジャケット。


まずスペック的なところで行くと、

重量:444g (XSサイズ) 

ダウン:750フィルパワー、ダウン90%フェザー10%、XSサイズで124g使用

生地:Pertex Quantum

他:収納スタッフサック付きパッカブル

UL(Ultra Light 最軽量)ではないがLW(Light Weight)であり、見た目のボリューム感からすればとても軽い。


クルクルっと丸めてスタッフサックに入れれば持ち運びも簡単。





Pertex Quantumは20Dを使用し軽量ながら強度も十分な生地で、ツヤツヤし過ぎずほどよくマットな質感でカジュアルに使えます。







チラッと裾の裏を見ると、生地のPertex Quantumのロゴと750フィルパワーを示すロゴも。


裏地はかなりツルツルで下の服との摩擦がほとんど有りません。身体を動かしても引っかかる感じはまったくなく軽やか。こうしたデザインもとても魅力的。


フィットもアジアンフィットなので最高とは行きませんが充分に良いです。



裏地のボリューム感もさすが。


寒冷地での実際の使用は当分先になりそうですが(ニュージーランドの仕事が入れば8月に使うかな?)、少し羽織った感じだとさすが断熱性能はかなり高いです。もちろん耐風性能も充分。


寒い屋外に長時間居るような場合は非常に強い味方になってくれそう。

他、左サイドポケットの下のオレンジのアクセントが効いていたり、スタッフサックの底にもロゴが入っていたりと遊び心が良い感じ。 プライベートでも冬の那須へよく行きますし、仕事でも北海道を始め冬の寒い地方へ行く機会が多いのです。次の冬には大活躍してくれる事でしょう。今から楽しみです!!


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